檜垣(ひがき)

檜(ヒノキ)の板を互い違いに組んだものは、つい立てや垣根、天井や羽目板などに使われ、この幾何学的な文様を檜垣(ひがき)と呼びます。檜垣の文様は古くから使われ、すでに平安時代の装束にもみることができます。

高級な木材とされる檜の板を張った舞台は、歌舞伎や能など幕府公認の芸能の中でも一流の劇場に限って使われていました。そこから「腕前を試すのに相応しい場所」の意味で「檜舞台に立つ」という言葉が生まれたそうです。

編みこまれた檜垣の文様をエンボスしてみると、エンボスの高さ以上に立体感が感じられます。ほかのデザインと組み合わせることで、格調高いカードに仕上げることができる素材です。

ドライエンボッシングアート

真っ白な紙にドライエンボスを施し、「白と影」の清楚で美しい世界を生み出すアートです