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ドライエンボッシングアートとは、手作業でわずかな高低差をつけることで紙の表面の表情を立体的で豊かに彩る、エンボスという技法によるアートのことです。紙に様々な形や文字を凹凸に施すことで「影」を作り、繊細な美しさを生み出します。


明治時代の終わりに紙質や印刷技術が向上し、工夫を凝らした華やかな年賀状が大流行しました。エンボス加工もその技術の一つでした。

令和の時代にある便利な道具や機械を用いて現代版エンボスを施すペーパークラフトを考案し、ドライエンボッシングアートと名付けました。

凹凸だけで生み出す影、色のグラデーションや箔と合わせて生まれる華やかさ、四季折々の素材を用いた日本ならではの繊細さなど、一枚のカードに調和した美しさを表現できるのが特徴です。


型紙を用いて作業することから始めるので、絵が苦手な方や初めての方でも、簡単に素敵な作品に仕上げることができます。

ポストカードをはじめ、さまざまなペーパークラフトと組み合わせることによって、より豊かで楽しい作品を生み出すこともでき、その魅力は無限に広がります。


令和元年7月

ドライエンボッシングアート® 大野陽子

【連絡先】

dryembossart★gmail.com(★を@に変更)